◆前松坂市長・山中光茂さん講演会開催♪少年自然の家廃止や新市庁舎計画、八千代医療センター問題にも!いのちと暮らしを守る街の実現を◆
報告が遅くなってしまいましたが11/20は前三重県松坂市長の山中光茂さんをお迎えして講演会「いのちと暮らしを守る街づくり」開催でした♪
山中さんとは高山が市議1期目の2015年、山中前市長と「みんなのことはみんなで決める~民主主義ってなんだ」講演会を開催、高山が訴える「市民の声が届く八千代」の原点の学びを頂くご縁を頂き、現在も在宅医療についての学びを頂いています。
高山が卒塾した一新塾の講師も務められており、市民自治への同じ志をもつ先生ともいうべき存在です。
松阪市長時代は、市民を巻き込むリーダーとして、毎週のように各地での市民対話を行い『シンポジウムシステム』『住民協議会』など、市民との議論から政策決定を行うシステムをつくり上げ、徹底して市民に寄り添う市政を創られました。
高山とも同じで完全無所属でありながら、多くの政党が支持する対立候補を大差で破って再選。本当に多くの市民に愛されていた市長でした。
市長としての絶頂期でもあった7年前、市民におしまれつつ市長を辞職。医師に戻られ、現在は東京都江戸川区でしろひげ在宅診療所の所長として、徹底的に現場から患者に寄り添い「一人一人のあたり前の幸せ」を支える医療改革に尽力されています。
先日、山中さんを訪ねた際には、在宅医療の現場に急遽お連れ頂き、患者に寄り添うとはどういうことか、目の前で体験をさせて頂きました。
そんな山中さんに、ご多忙な中八千代までいらして頂き、山中さんの実践されてきた「市民に寄添う市政」「患者に寄添う医療」について八千代の大きな課題に関連してお話し頂き、様々に意見交換をさせて頂き、大変ありがたいご提案も頂きました。
八千代市では先日の市議会に市長から「少年自然の家の廃止議案」が提起され決定されてしまいましたが、市民への十分な情報公開や、市民のみなさまと双方向であり方を議論する場もなく、いつの間に進められてしまったように思います。
また新市庁舎建替え問題も巨額の事業費をかける計画を進めながら、市民への情報公開や説明も十分行われておらず、ましてや市民とともに計画を創るという取組みは全く行われていないと言わざるをえません。
とても「市民に寄添う市政」「市民の声が届く八千代」にはなっていないと言わざるをえませんが、山中さんからその改革へのヒントを頂きました。
また、地域医療について、現在大きな問題となっている「東京女子医大・八千代医療センター」の問題です。
市内には市の誘致によって約16年前に建設された「八千代医療センター」があり建設助成や運営補助などで100億円以上の支援をしてきて地域医療の中核病院となっています。
しかし昨今、多くの医師や看護師の退職が続いており、内科系の診療科を中心に6科が休診や縮小・廃止(呼吸器内科、血液内科、放射線科、皮膚科、リュウマチ・膠原病内科)となっており、その他にも糖尿病・内分泌代謝内科も常勤医師が減少、協定も守られず、病院継続が懸念されています。
診療の受入れ拒否や、転院を促されているようなお話しも聴きます。とても「患者に寄添う地域医療」が実現出来ているとはいえない状況です。市民の暮らしに大きく関わる問題だからこそ、この問題にも市民の皆さまと共に最大限向き合わなければと思います。
いのちと暮らしを守る街の実現を
前松坂市長でもあり、在宅診療の名医ともいわれる山中光茂さんからの学びも最大限活かして、市民のいのち、暮らし、声が何より大切にされる八千代市の実現を目指して全力を尽くして参ります❗️
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